就職のメリット・デメリット
どうもニャッチです
人間社会で生きていくためにはお金が必要なので、皆は何とかしてお金を稼ごうと必死になります。
お金を稼ぐ方法としては色々ありますが、多くの人は就職して働くことになると思います。
今回は就職することのメリット・デメリットに関して書いていこうと思います
【メリット】
①収入が安定する
就職する大きなメリットとして挙げられるのは毎月必ず一定のお金が貰えるということです。(倒産寸前の会社じゃなければ)
それに福利厚生で有給もあるので、休んだとしてもお金を貰えます
この安定してお金を貰えるというのは他の働き方にはない圧倒的なメリットだと言えます
②退職金が貰える
定年まで働けば退職金というある程度まとまったお金を貰えることが出来ます。
これもほかの働き方にはないメリットで、退職金をあてにして老後の人生設計をしている人もいると思います
【デメリット】
①昇給しにくい
日本だと給料というのは勤続年数に応じて上がるという年功序列の形をとっている企業が多いと思いますが、その昇給率ってかなり低く設定されていることが多く、出世して役職についてもほとんど変わらず、下手したら残業代が付かない分手取りが減るということもあります。
②成果を出しても給料に反映されにくい
仮に凄腕の営業マンが居てその人が500万円くらい売上を上げたとします。
その500万円をそのままその営業マンが貰えるかというとそうではなく、ほとんどは企業の利益となり、その営業マンは数十万円の給料しか貰えなかったりします。(ある程度ボーナスに色はつくかもしれませんが)
③仕事を選べない
日本の雇用形態はメンバーシップ型で従業員の仕事内容って明確に決まってないので、従業員に何でもやらせようとします。例えば、経験もないのにAI開発の管理責任者になったり、新しい事業の開拓などをやらせようとします。
こんな感じで自分の専門外のことや成長のためとか言って苦手な事をやらせようとしますので、相当なストレスを感じることがあります。
④立場が弱い
就職すると法律等で立場はある程度守ってもらえますが、資本主義社会ではどうしても資本家の方が立場は強くなります。いくら法律で守られているとしても、資本家から見ればいくらでも抜け道はあります。例えば、法律だと従業員を不当な理由で解雇することは出来ませんが、窓際に追いやったり、その人の希望に沿わない仕事をやらせることで自主的に仕事を辞めさせることは出来ます。
⑤税金を取られやすい
労働者というのは安定してお金を稼ぐので、国から見たら安定してお金を徴税することが出来ます。そのための仕組みが源泉徴収という仕組みで、給料から天引きして税金を徴収します。しかも自動で天引きされるので労働者も税金を納めているという感覚が薄くなります。要するに、労働者は国からして見れば都合の良い搾取対象になります
まとめ
就職することのメリット・デメリットを書いていきましたが、これからの世の中ではメリットである安定とか退職金というのは無くなっていく傾向にありますので、もはや就職することにはデメリットしかないのではないかと感じています。
正直、奨学金という借金までして何千万円も学費を払って大卒という大企業に就職しやすくなる権利を買うよりも、その分投資に回した方がメリットある気がします。