ニートが増えている理由
どうもニャッチです
昔からニートの存在が問題視されてきましたが、最近は益々ニートが増えてきた感じがしています。
今回はなぜ世の中にニートが増えてきたのかを書いていこうと思います
①実力主義社会になりつつあるから
昭和時代は良い大学に入れれば良い企業に就職し、定年まで働くというモデルでしたが、今では良い大学に入っただけでは良い企業に就職できるとは限らなくなってきました。良い大学に入る+αで努力しなければ評価されにくいです。
つまり、学歴というブランドで脳死プレイしても通用しなくなり、何かしらスキルを身につけ実力をつけないと働くのが難しくなりました。
②企業に余裕が無くなった
実力主義社会になりつつある背景には採用する企業側の余裕が無くなってきたというのもあります。これまでの日本型企業は新卒採用で若者を一気に大勢採用し、あとは企業で育成して使える人材にしていくという流れでした。しかし、今の日本は低成長で企業が利益を生み出しにくくなっているため、採用数を減らしたりするため、就職しにくくなりました
③働くのがバカバカしくなったから
昔のいわゆる高度経済成長期は希望があり、働けば働くほど報われるという雰囲気でしたが、今では労働したところでどうしようもないという風潮になっています。そう感じるようになった理由としては色々あると思いますが、根本的な原因としては労働者と資本家の格差が広がってしまったことが挙げられると思います。
労働者は一時間必死に働いてやっと1000円稼ぐことができる一方で、資本家は莫大なお金を運用するだけで働かずに何万円も稼ぎます
この話聞いていたら働くのがバカバカしくなってきて労働意欲を失うことになります
まとめ
ニートが増えてきた理由は色々あると思いますが、労働の価値というのが昔よりも低くなってしまったことが一番の要因だと考えています。
高度経済成長期の頃は皆がモノを持っていなかったため、モノを生産すればするほど売れて利益が出て、増産するために労働力が必要になり労働に価値がありましたが、モノが大勢の人に行き届いている今ではモノを作っても売れず、生産する必要が無くなってくるので労働が必要なくなってきてしまい、働けなくなりニートが増えてきたと考えています。
ニートって自分の努力不足みたいな風潮がありますが、今ではニートが増えてしまうのはある意味必然であると感じています。